【ドラえもん考察】ひみつ道具はパラレルワールドを作り出せるのか
【ドコモ 夏モデル】ソニーがXperia Aceに託した想いを読み解いてみる
どうも、ペリペンです。
さて、先月ソニーからXperia 1、Xperia Aceが発表されました。
Xperia 1は3大キャリア、Xperia Ace(SO-02L)はドコモ専売モデルとなっています。
(画像引用元=ケータイWatch)
今回はドコモ専売モデルである、Xperia Aceのほうに焦点をおいてみようと思います。
この端末は賛否両論ですが、筆者的にはアリかなと感じています。
まず、簡単にそのスペックをまとめてみますと、
Android 9.0
5.0インチFHD TFTディスプレイ
Snapdragon 630(オクタコア)
64GBの本体ストレージに加え512GBまでのmicroSDXCサポート
4GBのRam
IPX5/IPX8/IPX6の防水防塵対応
電池の容量は2700mAh
質量154g
アウトカメラはF1.8の1200万画素、インカメラはF2.4の800万画素
といったところです。
ワンセグ/フルセグの対応がない点と128GBのオプション(これはXperia 1同様)がない点は気になりますが、その他はまずまずといった感じでしょうか。
Snapdragon 630は日常使用だと十分なイメージはありますね。
「エース」と聞いて多くの人が思い浮かべるのは2013年にXperia Zと共に発表された兄弟機種のXperia Aなのではないのでしょうか。
(画像引用元=ドコモ)
Xperia Aといえば日本市場向けに(後々ZRとして海外でも販売しますが)2013年にドコモから発売され大人気となりましたよね。
同時期にXperia ULというのもauから出ていたりと、当時に限っては国内向けXperiaが比較的成功していました。
Xperia Aは当時パンケーキのように売れると称されていましたが、どうしてここまで売れたかというと、
・防水防塵
・ワンセグ
・外せる背面カバー
・6.4インチの丸みを帯びたサイズ感
・初音ミクモデル
などが挙げられます。
Xperia Zと違い丸みを帯びたデザインは手の小さい日本人にとっては何ともありがたいことで、防水機能もお風呂で使える端末の需要が一定数ある日本では大ヒットしました。
これは当時のiPhoneやGalaxyと比べても劣らないスペックを保ったまま日本向けに最適化されたのが見事に成功し、Aの後継のZ1f、Z3 Compactも大ウケしました。
このままXperiaが国内のスマホシェアを鷲掴みにするかと思っていた矢先、発熱モンスターのZ4とZ5であったり、謎のPerformance、分厚くなったXC、重くなったXZ2Cなどと魅力がグングンと薄れていき、需要はガクっと落ちていきました。
中でもXZやXZ1は一定数の需要を確保していたのですが、その2機種以外は完全にiPhoneやGalaxy、Huaweiに飲まれている状態で、ソニーはいつスマホ事業から撤退するのかと囁かれるほどの窮地に陥っています。
そんな絶望的状況の中MWC 2019にてXperia 1が発表され、あのCES 2013にてXperia Zが発表されたときのワクワク感とソニー"らしさ"が返ってきた印象を植え付けました。
(画像引用元=ドコモ)
透明感溢れる背面、パープルの復活、21対9の流行に乗った縁無し前面、最先端のスペックなどと条件はバッチリ。
そして日本版Xperia 1と共に兄弟機種として発表されたXperia Aceは、まるでXperia ZRであるかのように日本市場へ最適化され、というのも比較的小さく丸みを帯びたボディを持ち、Zシリーズで好まれたオムニバランスデザインを継承、そして防水防塵はもちろん対応。
見かけが古いと言えばそれまでですが、手にフィットすることは確実ですし、当時のAでさえ見かけはZと比べればダサいと言われても致し方ないような端末でした。
日本国内をメインに利益を上げているソニーが不振となっている今、Xperia Aceは再度日本人の心を掴むための切り札的存在なのかもしれません。
【MWC2019】画面を自由自在に曲げられるスマホ、Galaxy FoldやHuawei Mate Xが秘めるフォールダブルの可能性
どうも、ペリペンです。
少し時期的には遅いですが、MWC2019で発表されたフォールダブルなスマートフォンについて考察してみようと思います。
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MWC 2019の目玉といえば画面が曲がるスマートフォン。
数年前にLGがG Flexという画面が扇形に曲がっている端末を開発していましたが、今考えるとこれはフォールダブルというよりフォールデッドですね笑
というのも、今回のGalaxy FoldとMate Xは正真正銘のフォールダブルで、画面を自由自在に曲げることが可能になっています。
どちらも非常に近未来感を感じられるデザインですよね。
一応スペックを簡単にまとめてみますと、
Galaxy Fold; 7.3インチ有機ELディスプレイ、Snapdragon 855、4380mAhリチウムポリマー電池、16MPアウトカメラ、Android 9.0 Pie搭載
Mate X; 8.0インチ有機ELディスプレイ、Kirin 980、4500mAhリチウムポリマー電池、40MPアウトカメラ、Android 9.0 Pie搭載
という感じで、どちらもフラッグシップスマホに劣らずのスペックとなっています。
2機の画像を見比べてみると、曲がる方向が逆であることがわかります。Mate Xは1画面が折りたたみ式になっていて、外側に広げるスタイルなのに対し、Galaxy Foldは表と裏に画面が2つ搭載されていて、細長い1画面を表紙とした本のように、内側を開くと大きい画面が出てくるようになっています。
どちらが良いか、というのは今の段階では判断しかねますが、Mate Xは従来のスマートフォンを使用する感覚を貫きながら、それをそのまま拡張するという一連の動作が自然ですね。
また、Galaxy Foldは1画面モードの際は4.6インチ(iPhone 8は4.7インチ)しかありませんが、Mate Xのほうは6.6インチの大画面となっているので、こちらのほうが現代のスマホっぽさがありますね。一度6インチ以上の画面のスマホに慣れてしまうと4.6インチは相当小さく感じるはずです。
値段はどちらも20万前後とスマートフォンとしては手を出しにくい価格帯ですが、それに値する程の技術が駆使されていることは間違いないでしょう。
これほど大画面のスマホとなると気になってくるのは電池持ちと重さですが、電池のほうは上記しましたがどちらもまずまずの容量を確保しています。
重さはGalaxy Foldは現時点では非公表、そしてMate Xは232gとなっています。(比較として、iPhone XRは194g、iPad mini 4は299g、Xperia XZ2 Premiumは236g)
iPad Mini 4よりも0.7インチ小さい7.2インチのディスプレイを搭載していながらも重量は232gと考えると、妥当、あるいは軽いという印象も受けますね。
Xperia XZ2 Premiumが重さとしては近いのですが、ドコモショップで触った感じ手にズシッとくる重さがありますし、Mate Xのほうも実際に端末を触っていないことには何とも言えなさそうです。
肝心のディスプレイはどちらも有機ELの巨大ディスプレイと、スペック上は申し分ないのですが、操作感やその必要性は疑問となってきます。
Galaxy Foldは画面を3分割し、それぞれ別のアプリを同時に操作できるというデモがありましたが、Androidは未だWindowsのように自然にマルチタスキングをするシステムが整っているとは言いづらい状態な点において少々ひっかかるところはありますね。8GBのRamがあるとはいえ、一度ホームに戻ると落ちるアプリは落ちますし、YouTubeは同時再生できないですし、ドラッグアンドドロップに関しても対応しているアプリは多くありません。こういった要素から、スマートフォンに8インチレベルの画面が必要なのかどうかは今後のAndroid OS次第な部分は大きいでしょう。
とはいえ、これらの端末はフォールダブルの序章に過ぎません。
Galaxy FoldやMate Xは未だ消費者向けではないのかもしれませんが、より薄く軽く安く開発されるようになる未来はそう遠くないはずです。(少なくともそう信じたい。)画面が曲がったスマホ自体に価値があるかどうか、と聞かれると少し悩みますが、仮にこれが実現すれば丸めて持ち歩けるテレビなど、今では想像さえできない製品でさえ登場してくる可能性があります。そういった発明品への第一歩と捉えると、なんだかワクワクしてきますね。
ブログを始めてみました。
初めまして。この度、ブログを始めさせていただきましたペリペンと申します。
「XperiaにおけるAndroidアプリ考察」を書かれているショーグン様、また「ソニーが基本的に好き。」の君国様など、Android系の記事を個人で書いていらっしゃる方のブログを長年読み続けてきまして、ガジェットヲタクとして私もブログに挑戦してみようと思った所存でございます。
ガジェット、特にスマートフォンに興味があり、XperiaのROMを焼きかえたりAndroid向けのアプリをちょこちょこと作ってみたりしていました。
Xperia X10から海外Xperiaなどを経て現在はXperia XZ1をメイン端末として使っております。
XDA-Developersに掲載されているデベロップメント系の記事の翻訳などもやっていこうと思いますので、よろしくお願い致します。